
福岡市 福岡雙葉小学校附属幼稚園にて、1日参加型公開保育を実施いたします。
※ 現地参加のみの開催です。
★ 公開保育の見どころ
今回の公開保育のテーマは、「幼保小の架け橋となる新たなモデルへの挑戦」です。
福岡雙葉小学校附属幼稚園では今年度から、「子ども主体の保育環境づくり」と「小学校での学びにつながる体験づくり」に本格的に取り組み始めました。先生方がワンチームとなり、子どもたちの姿をもとに日々対話を重ね、研修や実践を行き来しながら、新しい保育のあり方を模索しています。公開保育当日は、生き生きと遊び、学ぶ子どもたちの姿はもちろん、その姿を支える先生方の関わりや環境づくりもぜひご覧ください。参加される皆さまと気づきや疑問を持ち寄りながら、これからの保育について楽しく語り合う一日にできたらと思っています!
見どころ(1):子どもたちの「好き」を見つける“きらきらラボ”
これまで福岡雙葉小学校附属幼稚園では、先生が活動を計画するクラス一斉活動を中心に保育を行ってきました。今年4月から新たに始めたのが、年中・年長の子どもたちが、自分の「やってみたい」「好き」をもとに遊びを選び、じっくり楽しむ「きらきらラボ」です。

これまではカリキュラムがしっかりと組まれ、「今日はこれをする」という活動が決まっていることが多かった園にとって、子どもたちが自分で遊びを選ぶ時間をつくることは、大きな挑戦でした。スタート当初は戸惑うこともありましたが、実践を重ねるなかで、子どもたちはそれぞれの「好き」や「やってみたい」に夢中になって遊ぶようになりました。先生方も、子どもたちの姿や声を手がかりに、「こんなものを用意してみよう」「こんなふうに環境を変えてみよう」と、遊びの広がりに合わせて環境を工夫できるようになってきたそうです。
現在は、「きらきらラボ」で見つけた一人ひとりの「好き」や興味を、その日だけで終わらせず、日常の保育へどうつなげていくかを試行錯誤しているところです。公開保育当日は、そんな「きらきらラボ」で遊ぶ子どもたちの姿と、そこから生まれる保育の広がりをぜひご覧ください!

見どころ(2):ICTでともに学ぶ「幼小架け橋プログラム」
福岡雙葉小学校附属幼稚園では昨年度から、子どもたちの遊びや学びの中にICTを取り入れています。
小学校では、1人1台端末を活用した学びが日常になりつつあります。文部科学省も、ICT端末を「鉛筆やノートと並ぶ」学びの道具として位置づけ、1人1台端末を活用した学習を推進しています。このような流れを背景に、園では幼稚園と小学校を「ICT」という共通の道具でもつなぐ取り組みを始めました。
春には、年長児と小学1年生が一緒にタブレットを持って園庭へ。「春」を探しながら、気になった花や植物を写真に撮り、見つけたものを「チョキペタ」で一緒にまとめました。

また、小学2年生との活動では、年長児が小学校を探検。「ここは何をする場所?」「こんなものがあった!」と、校内で見つけたものをタブレットで撮影し、自分たちなりにまとめました。

こうした活動で大切にしているのは、小学校への入学を前に、学校生活を先取りすることではありません。幼児期に大切にしてきた「自分で見つける」「気づいたことを伝える」「友だちと一緒に考える」といった遊びの中での学びを、そのまま小学校での学びへとつないでいくことです。
そして、ここでICTはとても便利な“共通の道具”になります。写真を撮ることで「気になったもの」を残す。友だちと写真を見ながら発見を伝え合う。撮ったものを並べたり組み合わせたりして、自分たちなりにまとめる。ICTを使うこと自体が目的なのではなく、子どもたちの発見や対話、表現を支える道具として活用しています。
幼稚園児と小学生が、年齢を越えて同じものを見つけ、同じ道具を使い、一緒に考える。公開保育では、そんな幼稚園での遊びと小学校での学びをつなぐ、新しい「架け橋」のかたちにもぜひご注目ください。
見どころ(3):教職員がワンチームで挑む、保育のリ・デザイン
福岡雙葉小学校附属幼稚園の保育改革を支えているのは、先生方一人ひとりの試行錯誤と、チームで重ねてきた対話です。
「きらきらラボ」で見られた子どもの姿を丁寧に振り返り、次の保育を考える。子ども主体の保育を実現するために、環境構成を見直す。ICTを子どもたちの遊びや学びにどう生かしていくかを学ぶ。さらに、保育ウェブの体験やさまざまな研修を通して、新しい考え方や実践にも触れてきました。今回の公開保育で助言者を務める、西南学院大学教授の門田理世先生による研修もそのひとつです。

研修を受けて終わりではありません。「自分たちの園なら、どう取り入れられるだろう?」「今の子どもたちの姿に、本当に合っているだろうか?」。先生方は、学んだことをそのまま当てはめるのではなく、日々の子どもたちの姿と照らし合わせながら、何度も話し合い、実際の保育へと落とし込む。そんな学ぶ・対話する・やってみる・振り返るを繰り返しながら、園全体で少しずつ保育を「リ・デザイン」しています。

今回の公開保育でぜひ見ていただきたいのは、完成された“正解”ではありません。
子どもたちにとってよりよい保育とは何かを問い続け、先生方がワンチームで前向きに挑戦している、その現在進行形の姿です。
子どもたちの生き生きとした姿の背景にある、先生方の対話や試行錯誤にも、ぜひ注目していただけたらと思います。
午後には講演会や参加者みんなで保育について語り合う時間も設けております!
ぜひ現地で子どもの姿を見て、先生方や参加者の方とも交流してみてください!
★ 開催概要
日時:2027年1月15日(金)
(午前の部)9:30〜11:30
(午後の部)12:00〜16:00 ※午後の部のみの参加も可能です。場所:学校法人福岡雙葉学園 福岡雙葉小学校附属幼稚園
福岡市中央区御所ヶ谷7-1アクセス:
【バス】「博多駅」または「薬院駅」より乗車。「教会前」または「雙葉学園入り口」バス停下車、徒歩5分。【地下鉄】「薬院大通駅」または「桜坂駅」下車、徒歩15分。
※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
費用:¥5,000(税込)昼食つき
※午後のみのご参加は¥4,000(税込)
【タイムスケジュール】









