
近年、子どもの「わくわく」や好奇心を起点にした学びを大切にする動きが広がっています。
東京都の「すくわくプログラム」においても、子どもの興味や関心から始まる探究的な活動や、そのプロセスを大切にする保育のあり方が示されています。ただ遊ぶだけで終わるのではなく、気づきや疑問をきっかけに、試したり、繰り返したりしながら学びを深めていく――そんな「探究」のプロセスです。
では、その探究はどのように生まれ、どのように広がっていくのでしょうか。そして、その過程において保育者はどのように関わることができるのでしょうか。本セミナーでは、こうした問いをもとに、子どもの姿から保育を考えていきます。
今回は、レッジョ・エミリアでアトリエリスタとして4年間活動し、現在は全国の保育・教育機関・施設で活躍されている、みりおらーれ代表 津田純佳氏をゲストにお迎えします。具体的なエピソードをもとに、子どもの探究がどのように生まれ、どのように深まっていくのかを紐解いていきます。
探究は、どうすれば始まるのか

子どもの「なんで?」は、日常の中のほんの些細な出来事から生まれます。
園庭で見つけたものに目をとめる。
不思議に思って、何度も同じことを試してみる。
友達の姿に影響を受け、新しいやり方を試してみる。
その積み重ねのなかで、子どもたちの関心は少しずつ変化し、広がっていきます。一方で、そのプロセスをどう捉え、どう次につなげていくかは、決して簡単なことではありません。「不思議だね」「面白かったね」で終わらせず、探究をさらに深めていくための視点や関わり、環境構成が求められています。
デジタルがひらく探究
写真や動画、アプリなどのデジタルツールを保育の中で活用する場面も増えてきました。

たとえば、子どもが自分の試行錯誤の過程を見返すことで、新たな気づきが生まれる。その場で共有することで、他の子どもの発想とつながり、遊びが広がっていく。また、描く・つくるといった活動にデジタルが加わることで、これまでとは異なる表現や試し方が生まれることもあります。
デジタルは単なる記録のための道具ではなく、子どもの探究そのものを支え、広げていく存在になり得ます。
今回は、日常の保育の中で実践できるヒントを、具体的なエピソードとともにお届けします!
● 登壇者プロフィール
津田純佳 氏(アトリエリスタ/合同会社みりおらーれ代表)
文化庁新進芸術家海外研修制度により、レッジョ・チルドレン(レッジョ・エミリア市/イタリア)にてアトリエスタ研修、インクルーシブ教育研修を受け、約5年間、レッジョ・チルドレンのメンバーとしてローリス・マラグッツィ国際センター、市立幼児学校、市立保育所などで数々のアトリエや教育プロジェクトを実施。現在、子どもたちをはじめ、あらゆる人の学びの環境をよりよくする活動を実践中。
著書に『レッジョ・エミリアの乳幼児教育』(小学館)、共著『アトリエからはじまる「探究」 日本におけるレッジョ・インスパイアの乳幼児教育』(中央法規)、イタリア語監訳にヴァア・ヴェッキ著『レッジョ・エミリアのアートと創造性』(北大路書房)など。
● 開催概要
日時:4月27日(月)15:00〜16:30
場所:Zoomウェビナー によるオンライン形式
参加費:無料
お申込みいただいた方には、レポートを配信いたします。 セミナーに当日ご参加できない方も、ぜひお気軽にお申込みください!
セミナーのお申し込みは、こちら↓からお願いいたします。






