学校法人鴻ノ巣学園 きたかしわ幼稚園

一人ひとりの個性を大切にしながら、子どもたちの芽生えを助ける教育を積極的に取り入れている園。

幼稚園
千葉県柏市十余二287-61
288名

2017年4月〜

年長 2クラス 90名
年中 2クラス 80名

きっつの導入を決めたものの、すでに行事やカリキュラムがぎっしりと詰まっており、何かをやめないときっつを実施する時間を確保できませんでした。職員で現状のカリキュラムを見直し、思い切って「読み書きのワークブック」をやめました。読み書きへの興味は個人差が大きく、力を身につけるには始めるタイミングが重要です。文字学習は園児の興味に合わせて、自由保育の時間などに行い、集団保育ではきっつの「創造する」・「発表する」・「共有する」という集団だからこそ意味のある活動をすべきだと考えました。
集団保育での文字学習はやめましたが、きっつの活動のなかで「文字はお友達に伝えるために必要」だということを子どもたち自らが感じ、学ぶ意欲が生まれているようです。結果として読み書きの力にもつながっています。

「子どもの育ちに寄り添う」保育ができる教材

行事に追われるのではなく、子どもの育ちに寄り添いたい。そのためには、先生自身にゆとりがないといけません。理念に合った保育を行うため、「集団保育で何をすべきか」、「一人ひとりの育ちに寄り添うためには何が必要か」を常に考え、保育内容を決めています。学校教育では一人一台のパソコンやタブレットを使って効率的に学習する環境がどんどん整っています。そんな環境でも、卒園児が自信を持って学習できるよう、幼児期からICTに触れ、正しい使い方を学ぶことは絶対に必要だと考えていました。

また、きっつは一人で黙々とiPadに向き合うような教材ではなく、お友達や先生とたくさん話し合い、アイデアを出し合い、創作し、発表するという、コミュニケーションを重視した教材です。活動の中ではお友達のアイデアを見て、自分のアイデアを広げていく機会がたくさんあるため、集団保育でこそ生きる教材だと思います。 準備にも手間がかからず、操作もとてもシンプルなので、初めての先生も一度で覚え、自分なりに保育をアレンジしています。機器トラブルなどが発生することもたまにありますが、トラブルも貴重な学びの場だととらえ、楽しく保育をしています。

きっつを導入する前は、「話し合い」というと、グループ名を決めるなどの単純な内容しかありませんでした。きっつでは「何を?」、「どうする?」、「なぜ?」など次から次へと会話が生まれます。きっつを導入してから「話し合い」が当たり前になり、普段から園児同士が話し合う様子が多くみられるようになったと実感しています。

きっつの活動を通じて、「自分の考えをみんなに知ってほしい!」という意欲をもつ子が増えました。きっつでは「プレゼンしましょう」と先生が働きかけなくても、活動の中で自然と楽しく、自分のアイデアを伝えることができています。 また、お友達のアイデアを聞くことで、発表内容もどんどん豊かになってきています。

きっつはこれからの時代を生きるうえで必要な力をつけてくれる教材です。今までの当たり前や常識を見直せば、新たな発見やゆとりが生まれると思います。