鹿児島県日置市の朝日ヶ丘幼稚園さんの保護者参観にお邪魔しました。KitSを監修頂いている、東京大学山内教授をお招きし講演もして頂きました。
園はすっかりクリスマスムード。センスの良い装飾が素敵です。
年長さんはKitSのアートポン!(クリスマス)を行いました。
インターネットでマンモスやトナカイの画像を説明を見せて、どんな生き物なのか説明をしていました。子ども達は興味津々。
そしてこんなマンモスが誕生しました。
作品の撮影は園児にお願いしていました。
そして鑑賞タイムです。自分の作品が画面に映って嬉しそうです。先生が気になる作品をインタビューしていました。
年中さんの部屋を覗いてみると、CANVASさんのワークショップ「お絵描きロボット」を作っていました。
モーターをコップにくっつけて
カラーペンもくっつけて
モーターに消しゴムを少しずらしてくっつけて、スイッチオン!
ロボットが暴れ出します。子どもの歓声が上がります。ロボットと聞くと指示通りに動かす事を目標にしがちですが、このいい加減(良い加減)な感じが素晴らしいと思いました。子どもは消しゴムの位置を変えたり、ペンをずらしたり試行錯誤していました。同じテーブルの子同士で、自然に会話も産まれていました。
こちらは年少さんの知能工作遊びです。こちらも楽しそうに活動していました。
山内先生の講演会の様子です。約200名の保護者が熱心に聞いていました。「今の子ども達は100年生きる時代、80才位まで働く可能性もあり、そのためには変化を前提とした教育が必要だ」と保護者にもわかりやすく21世紀型スキルやKitSに関して説明頂きました。
そして、午後からは職員研修。愛知淑徳大学の佐藤先生に海外の保育事例を紹介してもらいました。メディアを活用した先進的な取り組みに先生方も良い刺激を受けていました。
池田園長先生はとてもアンテナが高く、自ら全国を飛び回り、KitSだけでなく様々な教材をセンス良く取り入れています。山内教授が、「着こなしがうまい人は、色々なブランドの服をセンス良く身に着ける事ができる。朝日ヶ丘幼稚園さんはそんな感じですね。」と仰ったのが印象的でした。良い教材を見つけて、それを現場の保育に落とし込むのは難しい事ですが、それを実現できています。これからの進化も楽しみです。