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青森県 城下保育園

森井です。

 

青森県八戸市の中心部にある城下保育園に伺いました。

 

城下保育園では、園でインコやウサギを飼ったり、園内の畑で野菜を育てたり、様々な体験を取り入れています。
八戸東ライオンズ杯ちびっこサッカー大会で今年は春夏ともに優勝する(連覇!)など、サッカーにも力を入れています。

 

KitSは今年の8月に導入したばかりです。
拝見したのは4歳児クラスですが、日常の活動と区別するために意図的に、担任ではない田中先生がKitSを担当しています。

 

ハロウィンの画像をディスプレイで映した後に、個々の下絵も確認します。
手に持っているジャック・オー・ランタンの指示棒が楽しげですね。
創作は、クレヨンに加えて、お花紙とボタンも。準備万端です。
創作活動に入ると、個性の違いがはっきりと出てきます。
リアルな作品を目指す子もいますし、カラフルなものに仕上げようという子もいます。
クレヨンだけで仕上げる子、お花紙を使う子、ボタンを使う子、ひとりひとりが自分なりの作品作りをしています。
周囲を見て周囲に合わせようとするのではなく、迷いなく自分の作品作りに取り組んでいるのが印象的でした。

 

作品を取り込んでアートポン!した後はプレゼンタイム。
リアルな作品、カラフルな作品、背景はカラフルで上のお花紙は単色の作品と、様々な作品を取り上げます。
田中先生は数年前にこの学年を担任していたとのことで、ひとりひとりの子どもの特徴も把握したうえで、子どもとやり取りしています。
そして何より、個々の作品の違い・良さを見つけ、それをしっかりと褒めていました。取り上げた子どもへの褒めポイントが、ひとりひとりで自然と変わってきていました。子どもにはとても嬉しく、自信につながることと思います。
フランケンシュタインの歯は血で赤くなっている、など、子どもの思いを発言として引き出していたのも、素晴らしいですね。
今回の作品は、作品展で展示するとのことです。

 

「その子らしさを大切に」園の保育方針にKitSも根付いているのを実感した一日でした。

 

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