名古屋にある慶和幼稚園で見学会を開催しました。
慶和幼稚園は、大正13年(1924年)に開園した、市内で有名な園です。園のホールには岡本太郎さんが慶和幼稚園のために創った壁画が飾られています。
壁画は園児たちの活動を毎日見守っています。園児も日常で芸術に触れられる、うらやましい環境です。
理事長の伊東慶先生です。31才の若き理事長先生であり、4代目です。見学会終了後の説明会では、伝統の教育に新しい風を吹き込みたいといった熱い想いや、導入1年目の失敗談を語って頂きました。園外でお勤めの経験もあり(リクルート出身です)、社会の流れに合わせた職員採用や、PDCAサイクル(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善))を実行しています。KitS導入2年目になりますが、園の雰囲気(先生の雰囲気)がガラリと変わりました。先生たちがイキイキと活動されています。
沢山の園やメディア関係者が来場されました。今回は年長園児を対象に、教材アプリ「アートポン!」を使って、ジャングルの仲間を創ります。
制作に入る前に、先生がインターネットで探してきた、ユニークな動物たちを見せています。図鑑にはなかなか出てこない、ユニークな色や形をした動物を子ども達は食い入るように見つめていました。
制作開始です。先生方が園児を積極的に褒める姿が印象的です。「きれいな色遣いだね」「はみ出しても大丈夫」「良いアイディアだね」子どもたちの作品がどんどん膨らんでいきます。
クレヨンである程度描けたら、素材を使って装飾しました。固定概念のない、子どもらしい作品が沢山できました。アートポン!を使って、プロジェクターに作品を投影すると・・・
子ども達は前のめりになって、自分の作品を探しています。「あったー!」「ないー!」「うごいたー」様々な声が聞こえてきます。
プレゼンタイムの始まりです。自分の作品を拡大して映して、先生のインタビューに答えます。先生の小道具のマイク、良いアイディアです。
お客さんがいて緊張する中、しっかり自分の想いを伝えていました。
「つぎはっぴょうしたいこー!」こんなに手が挙がりました。先生だけが作品を選ぶのではなく、園児にも選んでもらっていました。自分が先生になった気分で、園児は上機嫌。より盛り上がりました。
慶和幼稚園ホームページ