11月26日土曜日に8回目となる、21世紀幼児教育カンファレンスを開催いたしました。
今年は参加人数が増加し、席の間隔を確保したいという思惑もあり広めの会場である六本木の「泉ガーデンギャラリー」での開催、カンファレンスのテーマは「幸せなひとを育てる教育とは」です。

基調講演はジャパンハート最高顧問の𠮷岡秀人先生です。
会場のみなさんも「たとえ死んでも心が救われる医療」を愚直に30年実践し続ける𠮷岡先生の熱量に圧倒されたのではないでしょうか。聞き終わった後には素直な感動とともに、自分や関わる人達の「人生の質」を上げるために何かしたくなる、前に進む勇気をもらえる講演でした。

続く2人目は株式会社サイバーエージェントの常務執行役員CHO、曽山哲人さんです。
今の若手を優秀な人材に育てるためのたくさんのヒントや具体的な手法を惜しげもなく教えていただき、とても参考になりました。全く違う業界の曽山さんのお話ですが、個人の考え方に合わせてやる気を引き出していくやり方は子どもたちへの接し方と通じるものがあり、多くの気づきをもらえたのではないでしょうか。

続いては、HILLOCK初等部を開校し校長を務められます蓑手章吾先生です。
「幸せになる力を高めていく学校」を自ら作り上げている蓑手先生による、具体的な数多くのエピソードには多くの教育のヒントが含まれていたように感じます。今回、教育の本質を優しくお話いただいた蓑手先生から「人は誰しも成長できる、みんな等しく幸せになれる」というとても力強いエールをもらえました。

休憩を挟んで次は、ひろゆきこと西村博之さんです。
園の先生方4名とパネルディスカッション形式で、現在の教育の問題点や海外と比較しての日本の教育について、更には今後を生きる子どもたちへの教育とはどうあるべきか、など多くの質問にひろゆきさんが答えてくれました。会場からも活発に質問を頂きましたが、どの質問にも鋭く的確に答えていただきました。さすがですね。

最後に弊社代表の池谷大吾がカンファレンスのまとめを行いました。
各講師のお話からポイントを抽出し、参加者の皆様に「教育者として社会変革の波に乗り遅れないよう、これからの教育をよくするために行動を起こしていこう」というメッセージをお伝えしました。

公演終了後の懇親会や休憩時間には、カンファレンスに協賛いただいた企業様による新しく面白い教育製品のご紹介や、椿山荘のスタッフによるお食事などを楽しんでいただきました。

来場いただいた皆様からはアンケートを通じて、たくさんの嬉しいお褒めのお言葉や、厳しくも貴重なご意見もいただくことが出来ましたので、来年以降の開催に向けて今から準備を進めてまいります。
ご参加いただきました皆様、カンファレンスの開催にご協力いただき、本当にありがとうございました。