代表の池谷です。11月17日(土)に今年で5回目となる、21世紀幼児教育カンファレンスを開催しました。全国200名の先生が東京大学福武ホールに来場頂きました。最初の2~3年は認知が低くなかなか集客がうまく行かず苦労しましたが、KitSの導入園やリピーターの方も増え、満席になるようになりました。
今年の基調講演は、藤原和博さん。「リクルートのさだまさし」。最初から会場が笑いと期待に包まれました。
講演の内容は、未来を拓く「情報編集力」の育て方、磨き方。
一方的に講演するのではなく、会場の先生同士のディスカッションを交えて進行していきます。まさに、アクティブラーニング。会場の熱量も理解度もグッと上がります。10年間で1500回の講演をなさっただけあり、内容はもちろん、進行も洗練されています。
続いては、東京大学山内教授。KitSの監修の立場から、21世紀型スキルとKitSの関係に関して丁寧に解説頂きました。山内先生の講演は5年以上に渡り聞いていますが、着実に進化させながら、冷静にお話頂けます。私にとって原点を確認する場でもあります。
そして休憩時間。休憩時間を30分間と長めにとっています。理由は、講演だけでなくコミュニケーションの場を提供したいからです。KitSの教材である「つなげっと」でおなじみの人気絵本作家鈴木のりたけさんのサイン入り絵本販売会も行いました。長蛇の列。のりたけさん毎年ありがとうございます。
そして、こちらもカンファレンス名物の出張バリスタです。ラテアートも好評です。
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そして、私のセッションです。我が家の子どもの紹介から。5年間やっていますが、子ども達も大きくなりました。
今年は、教材の説明は控えめに、今後のKitSに関してお話をしました。キーワードはI”C”Tとプログラミング。
和歌山県のさつきこども園の矢野先生にFaceTimeで登場してもらいました。8月に行った、神奈川県のふたば愛子園さんとのFaceTimeをつかった交流についてお話頂きました。今後、園と園とのコミュニケーションを国内、世界で広げていきます。
これだけ、食い入るように聞いて頂けると嬉しいですね。話す方もやる気になります。
そして後半は当社のエンジニアの三浦さんに登壇してもらい、最近話題のプログラミングに関して話してもらいました。
実際にプログラミングを自演もしてもらいました。少しマニアックですが、これがプログラマーという仕事。皆さん熱心に聞かれていました。
そして、こちらは、開発中の新教材を披露しました。名前は「コーダ」。楽しくプログラミング体験をできる教材です。来年度のデビュー予定です。
そして、中室牧子さんが登場です。幼児教育にも科学的根拠をテーマに、非認知スキルに関してお話し頂きました。昨年も登壇頂きましたが、もっと長く聞きたかったというアンケート結果から今年は約1時間お話頂きました。
会の最後は、山内先生にまとめをお願いしました。色々な方が刺激的な話をするのは良いのですが、整理も大切。そして、明日から行動に移す事の大切さを伝えて頂きました。
懇親会がスタートします。懇親会はオプションではなく、カンファレンスはの一部です。それだけコミュニケーションが大切だと思っています。
こちららは、開場前の一コマ。会場準備や運営は社員総出で行います。毎年、振り返りを行い、改善を続けています。アンケートで運営に関して沢山のお褒めの言葉を頂きます。来年は11月2日(土)に開催予定です。お楽しみに!