代表の池谷です。
福岡県の桜坂保育園で見学会を開催しました。KitSは園長の宮岡先生が担当されていますが、今年から徐々に担任の先生に引継ぎをされています。宮岡先生は幼稚園、保育園双方で保育された経験をお持ちです。KitSの保育も、全国でトップクラスのレベルです。私もとても勉強になりました。まずは園の中を紹介します。
梅雨に入りましたが、天候に恵まれました。
園の随所には先代の園長先生の趣味だあった、アンティークのおもちゃや雑誌が飾られています。
各部屋にダイソンの掃除機とロボット掃除があります。高価なイメージがありますが、先生の業務の効率化に繋がります。
それではKitSの保育を見てみましょう。
こどもが入室してきたらトラブルが発生、椅子の取り合いが発生しました。桜坂保育園さんは、園児が自分で考えて、解決する力を重視されています。よって、先生は介入しません。見学会ですから、来場園を気にされて先生が口を出したくなりますが、先生は「KitS始めたいなぁ」の一言です。やがて解決しました。
始まりのご挨拶。KitSの保育は自由ですが、挨拶はしっかりできていました。メリハリのある保育です。
トイレの写真でプレゼンしています。KitSの保育の初めは、前日に園の中を自由に撮影した写真を使ってプレゼンしているそうです。
「どこを見て欲しいの?」
トイレタンクの上のリモコンを指し棒で刺してくれました。指し棒も便利なアイテムです。
今回は「アートポン!」を使った保育でした。アートポン!は基本的に先生だけがiPadを操作しますが、宮岡先生は園児に撮影(作品の取り込み)やらせています。
「できるかどうがわかりませんが、やりたいはずなのでやらせてみました」
成功前提の保育ではなく、園児の好奇心に応える保育です。
「見学会なので、最初は球を置きに行く保育(”球を置きに行く”は、野球用語です。成功前提の保育という意味です。)やろと思ったのですが、それじゃKitSじゃないので止めました」
プレゼンは宮岡先生の質問に答えさせるだけを予定していましたが、園児の反応が良いので質疑応答もプラスしていました。
「うまくできるか不安はありましたが、なんとかなりましたねー」
さすが宮岡先生です。
子ども達のこんな面白いやりとりがありました。
A君「僕の蛇はなんでも食べちゃいます」
宮岡先生「じゃあ、Bちゃんのお花も食べちゃうの」
A君「食べちゃいます」
宮岡先生「Bちゃん食べられちゃうって」
Bちゃん「また生えてくるから大丈夫」
全員「爆笑」
保育の後に見学園の皆さんに、KitS導入の想いをお話頂きました。レベルの高い保育をご覧になった事もあり、食い入るように話を聞かれていました。
「私が抱いていたICTのイメージと違った、ICT反対派だったけど誤解だと分かった。KitS導入以前に、宮岡先生の保育の姿勢に感銘を受けた」
こんな声を頂きました。
宮岡先生、素晴らしい保育をありがとうございました。
桜坂保育園ホームページ