インタビュー動画
園紹介
学校法人アルス学園あだちみどり幼稚園

2018年4月に竣工した新園舎は、自然の光や風をたっぷりと取り入れた設計で、遊び心いっぱいのワクワクする空間。園児も先生ものびのびと過ごしています。

認定こども園
埼玉県志木市上宗岡4-21-55
270名
導入時期

2016年4月

導入範囲

年長80名

園の課題 : 時代の変化に応じた幼児教育のあり方園の課題:時代の変化に応じた幼児教育のあり方

価値観が多様化し、正解の見えない不確実な社会で生きていくためには、幼少期から幅広い体験をしておくことが重要だと考えています。
子どもたちがいろいろなことに興味や関心をもつきっかけとなるような保育を心がけていますが、日々の生活のなかでは子どもたちが先を想定できてしまうような活動が続いたり、先生の話をなんとなく聞き流してしまうようなことが起こったりしていました。

導入のきっかけ
他では得られない刺激があった!

きっつの教材を使うといろいろな体験ができるだろうな、と思いました。実際に子どもたちと遊んでみると、ワイワイガヤガヤ、いつもと違う体験ができました。
きっつの保育では、先生がさまざまな角度から一人ひとりの良さを発見し、褒めることができます。

ICTは保育のツールとして絶対に不可欠なものではないかもしれません。しかし、子どもたちがより豊かな体験をするための大きな助けとなってくれると思っています。
今の子どもたちにとって、ICT は非常に身近な存在です。だからこそ幼稚園から排除するのではなく、実体験とうまく融合したかたちで保育に取り入れるべきだと思い、導入を決めました。きっつの導入は、先生が子どもとの関わりや声がけについて見直すきっかけにもなりました。どうしたらより楽しいことができるか、自分たちの興味を広げたりや学びを深めたりすることができるかについて、先生とと子どもたちがと一緒になって考える機会も増えています。ICTの幼児に対する弊害を耳にすることもありますが、使い方次第だと思います。

保育の頻度と教育方針

月に1〜2回程度を目安にしていますが、他のカリキュラムとの兼ね合いで担任が判断しています。

導入後で気づいたこと
先生方も積極的になった

最初は不安もありましたが、子どもたちが楽しんでいる様子を見て安心しました。普段あまり積極的ではない子が生き生きと活動していたり、「先生これ見て!」と作品を自慢しに来たり。いつもと違う一面を見られることが、先生にとっても新鮮だったようです。きっつの保育を通じて、先生自身も新しいことに挑戦することへのハードルが下がったようです。

何でもありだし、「まねっこ」もあり

あるとき、きれいなお花がを見つけたとき、すぐに枯れてしまうことを残念に思った子が「iPadでお花を撮っておけばいいんだ!」と思いつき、写真に撮っていました。これは、今までにはなかった発想です。
きっつにはそもそも正解がなく、突飛さやオリジナリティを楽しむことがねらいです。お互いにアイデアを自慢し合ったり、お友達の素敵なアイデアをまねたり、わからないところは知っている子が教えてあげたり、他の活動にはない時間を過ごしています。園児たちはも「次はこうやってれを友達に見せるんだ!」ときっつの時間を楽しみにしているようです。幼稚園に来る楽しみが増えたのではないかな、と感じています。

これから導入する園に一言

まずはやってみることが大切だと思います。先生や子どもたちの活動の幅が広がります。
iPadやiPhoneは、それ自身が保育をしてくれるものではありません。あくまでも、私達の手助けをしてくれるツールです。友達同士で協力したり、話し合ったりするきっかけを作ってくれる便利な道具だと思います。