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KitS blog

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勉強会 埼玉県 足立みどり幼稚園

代表の池谷です。

埼玉県志木市の足立みどり幼稚園でKitSの勉強会を開催しました。全国から沢山の導入園の先生方にお集まりいただきました。NHKの取材も入り、お昼のニュースで放映されました。

 

今回は保護者参観も合同で開催しました。年長3クラスで「アートポン!(宇宙)」、「らくがキッズ」、「とりえ」を並行して保育を行いました。
こちはらは「アートポン!(宇宙)」の様子。想像のUFOの画像を園児に見せています。不思議な世界はこどもは大好き。ワクワクが広がります。
早速、星や、ロボット、UFO、宇宙人をデザインしていきます。
外を観るとiPadで写真を撮る園児を発見。「とりえ」のクラスの子ども達です。
素敵なお家の中でお気に入りの色を見つけていました。
園庭には子どもが自由に遊べる、創れる環境が沢山あります。
部屋に戻ると「アートポン!(宇宙)」のプレゼンが始まっていました。こちらは不思議な宇宙人。
こちらは素敵な地球、回りに月や星が描いてあります。工夫がいっぱいです。
となりのクラスを覗くと、「らくがキッズ」のプレゼン中でした。浦島太郎の海のシーンで、カメではなくコアラがいじめられています。カメと同じく、かわいらしい動物の象徴なのでしょうか。子どもの発想は大人にはわからなく、素晴らしい。
ホールに場所を移しして、大熊理事長先生のご挨拶。威厳ではなく、共感力のあるスピーチでした。
山内先生の講演会が始まりました。
今の子ども達は、女性で105歳、男性98歳まで生きるそうです。人生100年時代、転移可能なスキルを幼少期に身に着ける事の大切さをお話し頂きました。
夕方からは会場を東京大学に移して勉強会を行いました。
始めは、午前中の保育の振返りを行いました。3クラスで素晴らしい保育を実践頂き、ありがとうございました。
続いて、愛知淑徳大学の佐藤先生から、海外の保育事例の紹介をして頂きました。今回のテーマ「エクスプロラトリアム」です。アメリカサンフランシスコにある博物館の紹介でした。竜巻に入る体験ができたり、体験型の展示が650点もされているそうです。
今回の勉強会ではゲストをお招きしました。「ファクトリエ」の山田社長です。

 

タイトルは「メイドインジャパンを世界へ」です。

 

「ファクトリエ」はアパレルメーカーです。食料自給率が話題になりますが、衣料品の自給率(made in JAPAN)はなんと3%未満だそうです。
国内には、グッチやラルフローレンといった一流ブランドの製品を作っていたメーカー(工場)が沢山あったそうですが、人件費の安い海外に生産の拠点は移り高い技術を持っているのに仕事のない工場が沢山あるそうです。

 

ここまでの話は、衣料に限らず色々な業界でよくある話です。
山田さんは全国の衣料メーカー(工場)をめぐり、メイドインジャパンの衣服を販売しています。こういった工場はインターネットで検索しても出てこないので、各地に出向いてタウンページをめくりながら探すそうです。
今まではブランドの下請けでしたが、「ファクトリエ」では工場が主役です。山田さんと相談しながら、自らデザインし、自慢の技術で製品を作り上げます。
その証がこちら。製品のタグには、工場の名前が入ります。工場のプライドをかけて製品は作られます。
製品は、インターネットで販売されます。生産者の顔を見ながら、商品を選びます。こういった活動に共感し「直接触れたい」、「試着したい」との声に応えて銀座に直営店を構えるまでになりました。
こんな素敵なファンもいるそうです。
私が最も印象に残ったスライドがこちら。「正しさより楽しさ」です。アパレルの主流はファストファッションなので、デザイン性の高い製品を低コストで作り、低コスト(インターネット等)で販売する事です。まさにその成功者がユニクロであり、ZOZOタウンです。
短期的な売上や利益といった「物差し」で測れば、「ファクトリエ」は間違えですが、「メイドインジャパンを世界へ」という独自の物差しを持てば、そこに集うファンはいます。変化の大きい世の中ですが、「メイドインジャパンを世界へ」の物差しは長期的目線で考えれば賢いかもしれません。
山田さんは、利益や売上を追いかけるより、メイドインジャパンを世界へを追い求める方が楽しいと考えました。楽しいから、誰よりもアホ(良い意味です)ができる、インターネットの時代でタウンページをめくって工場を回るなんて、好きじゃないとできません(真似できない)。

 

会社の経営、園の経営、自分の人生、「世界で1つだけの物差し」を持つ大切さを学びました。