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見学会:千葉県 きたかしわ幼稚園

代表の池谷です。千葉県柏市のきたかしわ幼稚園さんでKitSの見学会がありました。
こんな素敵なワニさんを作ってくれた子がいました。早速、保育内容を紹介します。
今回も沢山の園さんに来場頂きました。お当番さんの挨拶でKitSが始まります。
今回は「アートポン!」でジャングルの仲間を創ります。担任の先生が、ジャングルの仲間たちを写真で紹介しています。子どもたちのスイッチが入る瞬間です。
「先生が持っているものはなーに?」
「あじさい!」
「今日はジャングルの仲間をクレヨンや、お花を使って作りまーす!」
机の上には、先生が準備した季節の花々が置かれています。さあ、どうやって創ろうか、子ども達の試行錯誤が始まります。
自由な発想にあふれています。先生の素敵な声がけも手伝って、全員が最後まで創り上げる事ができました。1人だけせっかく用意したお花を使わない子がいました。
先生も使ってみてはと促しますが、強制はしません。自由に表現する事が目的なので、花やクレヨンも道具や素材の1つ。子どもが選択する事に意味があります。クレヨンを塗り重ねて、これはこれで、素晴らしいカブトムシです。周囲に流されず、自分の意志を持つ事も大切ですし、それを尊重できる先生は本当に素晴らしいと思います(器が大きい)。
KitS恒例のプレゼンタイム。先生のソフトな声がけで、スルスル言葉が出てきます。6月でこれだけできれば、卒園までにもっと上手になるでしょう。時間の都合でプレゼンする時間がない子の作品も、タップして拡大して先生の言葉で褒めていました。こういう何気ない一言が、自信につながります。
副園長(兼主任)先生の大湊先生にプレゼンテーションして頂きました。資料もそうですが、お話もとてもわかりやすかったです。大湊先生自身が、去年1年実践された経験が説得力につながっています。今年からは、担任の先生にバトンタッチし、スムーズに現場への移行が進んでいます。園全体で新しい教育にコミットし浸透させる、KitS導入の成功事例です。企業での新規事業は社長や幹部がコミットし、素早く立ち上げ、現場を巻き込むのが成功の秘訣です。園でも全く同じ事が言えそうです。「これやるから、君たちやっておいて」は100%失敗します。
KitSの保育中に生まれる、子どもたちの言葉です。教材を創っている者として、最高の誉め言葉です。これからも、素晴らしい教材を創り続けます。
園庭は市内の幼稚園で一番広いそうです。この日も天気に恵まれ、園児が元気にかけっこしていました。園内は清掃やメンテナンスが行き届いています。清掃やメンテナンスが行き届いている園の全てが人気園ではありませんが、人気園は間違いなく清掃やメンテナンスが行き届いています。私なりにこれは、「気づく力」であり、それは子どもや保護者、先生のサインやニーズに「気づく力」につながっていると解釈しています。また、理事長先生や、園長先生、副園長先生、事務長先生、主任先生(もちろん現場の先生方も)がとても仲が良く、信頼し合っているのも印象的です。清掃やメンテナンスと同じく、人気園に共通している事です。
現在、自園給食用の施設を建設中です。常に危機感を持ち、情報収集し、実行に移す事のできる素晴らしい園さんです。
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