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KitS blog

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福井県 さみどり幼稚園

福井県敦賀市にあるさみどり幼稚園を訪問しました。さみどり幼稚園はKitS(きっつ)のモデル園です。

園長の徳本先生とは7年前に出会いました。徳本先生は私の疑問や迷いを常にクリアにしてしてくれます。

大先輩に失礼な表現ですが、ニュートラル、素直、センスが良い、だれの味方でもなく、子ども想い。偉い方なのに偉そうじゃない。そんな感じでしょうか。

そしてとにかくレスポンスが速い。これは、優秀な経営者に共通する事です。

 

さみどり幼稚園がクラス活動が始まる前の自由あそび時間をダイバーシティタイム(多様性の時間)と呼んでいます。

沢山の遊びが準備されています。

こういった積み木も沢山の種類が準備されています。園長のセンスが光ります。

砂場で水遊び。

遊具で遊ぶ子

アスレチックで遊ぶ子

こちらは年少さん、お話を聞いていると、お友達とおままごとをしていました。

さみどり幼稚園は、沢山の遊び以外にも工夫があります。保育室、園庭、ホールが回遊できるようになっています。

そして、園内土足です。徳本園長曰く、

「高性能な靴を履いて登園するのに、低性能な上履きに履き替える意味がない」

「日本の文化に合わせて、靴の作法を躾する事は否定しないが、3年間毎日やる事ではない。体の発達が著しい時期なので、運動性能を重視するべき」

「衛生面に関しても、玄関や通路はタイルカーペットを使う事で張替が容易な事、年中、年長さんになれば自分たちの部屋を汚したくはないので、自分たちでマットで泥や汚を落とすので問題はない」

私は7年間園に頻繁に通っていますが、園内はいつも清潔です。先生が頻繁に清掃している姿も目にした事はありません。

園や学校では上履きを履く(履物を脱ぐ)という事がいつのまにか目的化されてしまったいれるのかもしれません。

 

ダイバーシティタイムが終わり、クラス活動が始まります。年長さんはKitS(きっつ)です。

今日のテーマは「音創り」です。おとねんどという教材を使い恐竜の世界の音を作ります。

画面に映された中から、恐竜の声、雷の音、恐竜が車を押し潰す音、炎の音をチームで作ります。

まずは作戦タイムです。子どもたちがお話合いをしてどこでどうやって作ろうか、話し合っています。

実際に作ってみると、こうしたい、ああしたいもあるので、先生もあまり介入せず適当に話し合ってもらいました。

音作りのスタートです。ポンプを動かしています。こっそり覗くと、恐竜の鳴き声を作っている最中でした。

ポンプを動かした時の「ゴポッ」という音が気に入ったらしく、何度もリテイクしていました。こだわりを持って、取り組んでいました。

こちらは、園庭を清掃する先生に「ブラシをこすって」とお願いしています。

時には人にお願いします。良く考えています。

部屋に帰ってきて、作った音を再確認しています。おとねんどは、収録した音を編集できます。音の高さや、再生の速度を指で画面操作するこで調整ができます。

そして発表(プレゼン)の時間です。どこで作ったのか、言葉だけでなく、身振り手振りで伝えてくれました。

こちらのチームは炎の音を、新聞紙をくしゃくしゃにする音で作りました。実演で説明してくれました。

今回は、保護者に向けて「おうちえん」をつかって保育の様子をライブ配信しました。

動画配信サービスおうちえんはコロナ発生時に、休園や自主登園になる中ボランティアで開発したサービスですが、現状では園と家庭を繋ぐ情報共有ツールとして活用されています。

さみどり幼稚園さんの「おうちえん」の画面です。クラス毎、活動毎にアルバムで仕分けされています。

さみどり幼稚園の終礼(17時からの職員同士の情報共有の会)に参加しました。

「新米の時期だから、竈(かまど)で炊いたごはんを提供できないか」

園長が提案しました。突拍子もない提案ですが、職員同士が冗談を交えながら楽しそうに議論していました。

翌朝には、

「市販の陶器製の土鍋とカセットガスのコンロを使って、クラスで炊いてみたいと思います」 ※1クラス分のセットを購入して日替わりで持ち回るそうです。

本当に実現されるかはさておき、こういった日々の発想が子ども達の未来を創っているのだと思いました。